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媒体運用の実務

風俗媒体5つの対応エリアを実測して一覧にした|「5媒体対応」と言えない理由

公開 2026-08-22 合同会社エクラモ 約9分で読めます

自動反映サービスの説明で「主要5媒体に対応」と書かれているのを見たことがあるかもしれません。私たちも一度そう書きかけて、やめました。媒体によって、そもそも対応しているエリアがまったく違うからです。ある県では5媒体すべて使えますが、別の県では3媒体しかありません。ところが、この5つを横並びにした一覧はどこにも見当たりませんでした。それなら実測して出そう、というのがこの記事です。調べた結果、自社の資料が2媒体で間違っていたことも分かりました。そこも含めて書きます。

なぜ「5媒体対応」と言えないのか

媒体連携をうたうサービスの説明で、対応媒体が並んでいるのはよくあります。読むほうは当然、自分の店でもその全部が使えると受け取ります。

ところが実際には、媒体ごとに営業しているエリアが違います。全国どこでも掲載できる媒体もあれば、特定の地方でしか営業していない媒体もあります。業種(デリヘル・ソープ・ヘルス・ホテヘル・ピンサロ)はどの媒体もほぼ共通で扱っているのに、エリアだけが大きく違うのです。

そうすると「5媒体に自動反映します」という説明は、エリアによっては成り立ちません。北海道の店舗に5媒体と言えば、少なくとも2つは存在しない媒体を約束したことになります。

確認する側から見ると、ここは信用の分かれ目です

導入を検討する立場なら、「うちのエリアだと実際に何媒体ですか」と聞いてみてください。即答できるか、エリアごとに違うと説明できるかで、相手が本当に媒体を触っているかが分かります。

一律に「5媒体」と答える相手は、少なくともこの部分を確認していません。

どう調べたか

数字を出す以上、どうやって調べたかを先に書きます。根拠を書けない数字は出さない、という方針でやっています。

調べ方は3段階です。

3段階目が効きました。2段階目まででは分からなかったことが、ここで確定しています。

調査日: 2026年8月22日

媒体の対応エリアは変わります。地域版が増えることも、閉じることもあります。この記事の内容は調査した時点のものです。実際に検討される際は、必ずご自身でも各媒体の掲載案内ページを確認してください。

5媒体の対応エリア一覧

実測した結果です。

媒体対応エリア確認した根拠
駅ちか全国掲載案内に「全国風俗検索」の表記
風俗じゃぱん全国47都道府県すべてのエリアページが存在
ぴゅあらば全国掲載案内に北海道東北・関東・東海・関西・中国四国・九州沖縄の全ブロック。エリアページも47件
夜遊びガイド東海のみ
(岐阜・静岡・愛知・三重・滋賀)
東海版のURLだけが開き、関西・関東・九州・東北・北海道・中国のURLはすべて存在しない
ぬきなび地域版に分かれている
(東海・北関東・関東・関西)
それぞれ別ドメインで独立して存在

ここで注意していただきたいのが、いちばん下のぬきなびです。媒体としては複数の地域版がありますが、自動反映サービスがそのすべてに対応しているとは限りません。この点は後で詳しく書きます。

エリア別に何媒体使えるか

上の表を、店舗の側から見た形に組み直します。自分の県がどこに入るかを確認してください。

エリア使える媒体媒体数
愛知・岐阜・三重・静岡駅ちか / 風俗じゃぱん / ぴゅあらば / 夜遊びガイド / ぬきなび5
滋賀駅ちか / 風俗じゃぱん / ぴゅあらば / 夜遊びガイド4
上記以外の全都道府県駅ちか / 風俗じゃぱん / ぴゅあらば3

東京も大阪も福岡も札幌も、この5媒体で見れば3媒体です。店舗数が多い大都市圏だから媒体も多い、という関係にはなっていません。

数の差は、地域特化の媒体があるかどうかで決まっています。全国展開している媒体はどのエリアでも使えるので、そこに地域限定の媒体が乗るかどうかの違いです。

これは自社にとって不利な情報です

「全国どこでも5媒体」と言えたほうが、サービスとしては見栄えがします。実際には大半のエリアで3媒体です。

それでも書いているのは、導入してから「聞いていた媒体が無い」となるほうが、はるかに損失が大きいからです。管理画面の情報をお預かりする商売なので、最初に正確なことを言えないなら、その先の信用も作れません。

東海だけが特別な理由

愛知・岐阜・三重・静岡だけが5媒体そろいます。この4県には、地域特化の媒体が2つ同時に存在しているからです。

夜遊びガイドは東海版しかありません。ぬきなびは複数の地域版がありますが、東海版はその中でも独立したドメインで運営されています。全国媒体3つに、この2つが上乗せされる形になります。

名古屋圏で複数媒体に出している店舗にとっては、更新作業の負担がそのまま媒体数ぶんかかります。反対に、自動化したときの効果もいちばん大きく出るエリアです。

滋賀が4媒体なのは、夜遊びガイド東海の掲載対象に滋賀が含まれているためです。地理的には関西ですが、媒体の区分では東海側に入っています。県境と媒体の区分は一致しません。ここも実際に掲載案内を見ないと分からない部分でした。

媒体の対応エリアと、ツールの対応範囲は別物です

ここが、この記事でいちばんお伝えしたい部分です。

先ほどのぬきなびの例で説明します。ぬきなびには東海版のほかに、北関東版・関東版・関西版が存在します。媒体としては東海だけではありません。

では関東の店舗に「ぬきなびにも反映できます」と言えるかというと、言えません。私たちが実際に接続しているのは東海版だけだからです。他の地域版は、管理画面の作りが同じとは限らず、確認も実装もしていません。

つまり、答えるべき問いは2段階あります。

この2つを混ぜると、どちらの方向にも間違えます。媒体が全国対応でも提供側が未対応なら使えませんし、逆に媒体側の対応エリアだけを見て「全国で使えます」と説明すれば、それは過大な約束になります。

検討するときに聞くとよい質問

「その媒体の、うちのエリアの管理画面で、実際に動かした実績はありますか」

媒体名だけを並べた資料からは、この区別が読み取れません。地域版ごとに管理画面が違う媒体もあるため、「対応媒体」ではなく「対応している地域版」で確認するのが確実です。

対応する媒体だけを、正確にお伝えします

ご相談いただければ、店舗のエリアで実際に使える媒体をお答えします。対応していない媒体を「対応」とは言いません。

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自社の資料が間違っていた話

この記事を書くために実測したところ、自分たちの営業資料が2つの媒体で間違っていることが分かりました。気持ちのいい話ではありませんが、書いておきます。

誤り1:ぴゅあらばを一部エリアだけだと思っていた

資料には「首都圏・東北・九州沖縄」と書いてありました。実際には全国対応です。掲載案内ページには全ブロックが並んでおり、エリアページも47都道府県すべて存在しました。

これは過小に伝えていたケースです。関西や中国四国の店舗に対して、本当は使える媒体を「使えません」と説明していたことになります。約束を破ってはいませんが、正確ではありませんでした。

誤り2:夜遊びガイドが関西にもあると思っていた

資料には「東海・関西」と書いてありました。実際には東海版しかありません。関西版のURLは存在せず、掲載案内ページも「夜遊びガイド東海」でした。

これは過大な約束です。大阪・京都・兵庫・和歌山の店舗に対して、存在しない媒体を反映先として挙げていたことになります。こちらのほうが、はるかに重い誤りです。

なぜ間違えたか

どちらも、一度調べた内容をそのまま資料に残し、その後で確認し直していなかったのが原因です。地域版の有無まで踏み込んで確認していれば、夜遊びガイドの件は分かったはずです。「東海版がある」ことは確認していたのに、「東海版しかない」ことは確認していませんでした。

あるものを確認するのと、無いことを確認するのは、手間が違います。後者を省いた結果がこれでした。

この記事を書いた副産物

記事を書くために実測したことで、自社の誤りが見つかりました。外に出す前提で調べ直すと、内部で回しているだけでは気づかないズレが出てきます。

資料は修正済みです。今後この表を更新するときは、必ず各媒体の掲載案内ページを実際に開くという手順にしました。

導入前に確認すべき3つのこと

1. 自分のエリアで、実際に何媒体になるか

資料の媒体数ではなく、自店の所在エリアでの数を確認してください。ほとんどのエリアでは、この5媒体のうち使えるのは3つです。

2. その媒体に、いま掲載しているか

対応エリアであることと、自店がその媒体に掲載していることは別です。自動反映は、すでに契約している媒体の管理画面を更新する仕組みなので、掲載していない媒体には反映するものがありません。

自動化を機に媒体を増やすかどうかは、掲載料との兼ね合いになります。ここは自動化の話ではなく、媒体戦略の話です。

3. 対応していない媒体を、どう埋めるか

使っている媒体の中に、サービス側が対応していないものがあるかもしれません。その場合の扱いを先に決めてください。手作業で残すのか、対応を依頼するのか、その媒体自体をやめるのか。

ここを曖昧にしたまま始めると、「一部だけ自動化された状態」になります。結局その媒体のために管理画面を開くなら、作業がゼロになった実感は出ません。

よくある質問

うちのエリアは3媒体でした。それでも導入する意味はありますか

媒体数ではなく、手作業の回数で考えてください。3媒体でも、在籍20人の店舗で出勤情報を毎日入れれば1日60回の入力になります。写メ日記や即ヒメの反映を含めればさらに増えます。媒体数が少ないほうが効果が小さいというより、キャスト数と更新頻度のほうが効いてきます。作業量の測り方はヘブンの出勤情報を他媒体へ自動反映する方法に書いています。

ここに載っていない媒体を使っています

ご相談ください。調査のうえ対応できるか回答します。ただし媒体の仕様によっては反映できない場合もあり、その場合は「できません」とお伝えします。地域の公式サイトのように、その地域にしか存在しない媒体もあるので、実際に管理画面を見ないと判断できません。

対応エリアは変わりますか

変わります。地域版が増えることも、閉じることもあります。この記事の内容は2026年8月22日時点のものです。検討される際は、各媒体の掲載案内ページでご自身でも確認してください。

なぜ自社に不利な情報を出しているのですか

導入してから「聞いていた媒体が無い」となるほうが損失が大きいからです。管理画面の情報をお預かりする商売なので、最初に正確なことを言えなければ、その先の信用も作れません。価格についても同じ考え方で、月10万円で売ろうとした自社ツールを、2万円台に下げた話に判断を間違えた経緯をそのまま書いています。

エリアによって料金は変わりますか

変わりません。月額29,800円(税込)の一律で、初期費用も追加料金もありません。対応媒体が3つでも5つでも同じ金額です。無料トライアルは、初期設定が終わって実際に反映が始まった日から2週間です。

まとめ

実測して分かったことを整理します。

「5媒体対応」と一律に言えないのは、こういう理由です。聞こえは悪くなりますが、確かめた事実をそのまま出すほうが、結局は話が早いと思っています。

稼働開始日から2週間、無料で試せます

ヘブンの情報を、店舗のエリアで実際に使える媒体へ自動反映します。契約している媒体だけを対象に設定でき、ヘブンへの書き込みは行いません。

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合同会社エクラモ

風俗店向けの全媒体自動更新サービス「即ヒメとどけ隊」を開発・提供しています。各媒体の管理画面を実際に操作し、動き続ける状態を保ちながら設計しています。記事は実運用しているシステムの実装から得た内容で、媒体運用の実務で表に出てこない部分を書いています。